Linuxで使えるシンプルな音楽再生ソフト、Audaciousのスキンの変更方法です。
日本語で見つかる説明はスキンを「/usr/share/audacious/Skins
に管理者権限で配置する」というものばかりだったので、管理者権限不要で簡単な方法をご紹介します。
Skinの入手方法
GNOME-Look.org のXMMS Themes タグなどからダウンロード可能です。とりあえずwinamp用のクラシックスキンが使えます。 同じくwinamp用でモダンスキンというものもありますが、こちらはaudaciousでは使えません。
ダウンロードしたファイルの拡張子が .zip, .wsz, .tgz, .tar.gz, .tar.bz2
などであればそのまま使えます。他の拡張子だった場合や、この後の方法で追加できなかった場合、ファイルを展開してみてください。中に複数のスキンが含まれている場合があります。また、通常のフォルダでもスキンとして使えます。
このあたり、詳細は Audaciousのスキン・Skinで外観変更 などを参考にしてください。
スキンの適用
スキンは「Gtkインターフェイス」では適用されません。Gtkインターフェイスだった場合、「表示」→「インターフェイス」とメニューをたどって、「Winamp クラシックインターフェイス」に変更してください。
「表示」→「インターフェイスの設定」を開くとスキンの一覧が表示されます。デフォルトで何種類か登録されています。スキンをクリックすれば即座に適用されます。
スキンの追加・その1
追加したいスキンファイルを、先ほどのスキン一覧にドラッグ&ドロップします。これてスキン一覧に追加され、audaciousに適用されます。
スキンの追加・その2
~/.local/share/audacious/Skins
ディレクトリにスキンファイルを保存します。ディレクトリが存在しない場合は作成してください。すぐにスキンの一覧に反映されない場合は、一度audaciousを再起動してみてください。
注意
以上二つの方法では、追加したスキンを利用できるのは追加したユーザーだけです。他のユーザーでも利用したい場合は、管理者権限で/usr/share/audacious/Skins/
にスキンファイルを置いてください。
逆に言えば、/usr/share/audacious/Skins/
に追加した場合、他のユーザーのaudaciousからも追加したスキンが丸見えになってしまいます。