2011年5月8日

Lowlatency kernelのインストール

Ubuntu10.04まではリアルタイムカーネル(linux-rt)が提供されていました。
こっちの方が音が良かったのでよく使っていましたし、10.04ではNVidiaのドライバも動くようになってかなり快適でした。

ところが、いろいろあって10.10では提供されず、11.04でようやくPPAからLowlatencyカーネルが提供されるようになったので、こちらをインストールしてみます。
Lowlatencyはrealtimeカーネルほどのリアルタイム性はないようですが、通常よりはましでしょう多分。


1.
AlessioさんのところのPPA追加。

KPackageKitなら、設定→Edit origins→他のソフトウェア で、以下の行を追加。
(11.04 Nattyの場合。Lucidもあります。)
(10.10はありませんが、他バージョンのUbuntuではPPAを追加しなくてもインストールできます。)

deb http://ppa.launchpad.net/abogani/ppa/ubuntu natty main
deb-src http://ppa.launchpad.net/abogani/ppa/ubuntu natty main

鍵は、端末からのほうが楽なので、

sudo apt-key adv --recv-keys --keyserver keyserver.ubuntu.com F141B61E

これで追加。


2.
linux-lowlatencyをインストール。
端末からapt-getでもKPackageKitでも。ソフトウェアセンターでもご自由に。
サイズが100MB以上あって少し時間がかかります。

sudo apt-get install linux-lowlatency

3.
念の為、GRUBを更新
端末から、sudo update-grub


なんかLowlatencyがメニューの一番上になったっぽいですが、とりあえず再起動。
GRUBのメニューの一番上にLowlatencyが追加されましたが、genericがprevious versionsに移されてしまいました。。。
とりあえず、Lowlatencyで問題なさそうなのでしばらくはこのままにします。


----追記(2011.5.9)----
Lowlatencyで普段使いしていますが、今のところ問題は感じません。
音はプラシーボ効果程度によくなった気がします・・・
昔の-rtははっきりと音質向上が感じられたのですが、比べるのは次のバージョンでしょうか・・・

2011年5月3日

Oracle VM VirtualBox Extension Pack

前回あとで書くといったJackの設定は、Serverにつながったりつながらなかったり私の環境ではかなり不安定なので、先に別の話。
話というか備忘録。

Virtualboxは4になってから一部の機能がExtension Packとして分離されました。
フリーとそうでないものを分けたとか。

で、Extension packがないとUSB2.0が使えないと警告が出てしまうので、インストール方法。

簡単ですが・・・


1.
Virtualboxをインストール。

2.
Extension packを以下のリンクからダウンロード。
WindowsもMACもLinuxもSolarisも同じファイルです。
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/virtualbox/downloads/index.html

3.
ダウンロードしたファイルを実行。
Virtualboxが起動して勝手にインストールしてくれます。

10.10のときはこれがうまく動かなかったのですが、今回11.04ではちゃんと動きました。


以上。